多様な働き方だからこそ、睡眠管理で健康経営を。

FATIGUE SCIENCE – 導入事例インタビュー

多様な働き方だからこそ、睡眠管理で健康経営を。

FATIGUE SCIENCEのReadibandTMによる疲労管理サービスを導入した田辺薬局株式会社の取締役副社長平山さんと総務室課長の宮崎さんにお話を伺いました。

企業紹介

  • 法人名 :田辺薬局株式会社
  • 業種  :調剤薬局
  • 従業員数:約550人(2019年2月時点)

トピックス

  • 繁忙期に波がある業界で、現場の体調管理意識を高めるために。
  • プライバシーに配慮されたシステムにより安心して導入を。
  • 意識改善から習慣の変化を実感。これからの働き方改善に向けて。

繁忙期に波がある業界で、現場の体調管理意識を高めるために。

— はじめに、簡単な企業と組織のご紹介をお願いします。

平山さん:弊社は保険調剤薬局であり、病院、クリニックなどの医療機関から発行された処方箋を元に調剤し、お薬をお渡しする仕事です。
組織の特徴としては、社長までを含めて気軽に”さん”付けで呼び合うようなフラットな社風であると思います。また、20年ほど前から年俸制を導入していたり、年功序列制もなく等級別に自分の評価基準に対して、どれほど達成できていたかで給与が積み上がっていく仕組みとなっていたりします。

— 組織の規模と抱えていた課題はどういったものでしょうか。

平山さん:従業員が550人ぐらいで、管理職が役員を含めて50人弱ほどの規模です。
薬局の業務は意外と季節変動が多く、10月ぐらいから翌年の3月ぐらいまでは風邪、インフルエンザ、花粉症など、忙しい時期が続き、4月から9月ぐらいまでは比較的落ち着いています。また、週間でも月曜日や金曜日、土曜日に忙しさが集中していて働き方としても個々の体調管理が難しいところがあります。

取締役副社長平山さん

— 今回、ReadibandTMの疲労管理によってどのような効果を期待していましたか。

平山さん:個人の管理を組織としてするのはそもそも難しいですし、普段それぞれの店舗にいる社員と顔を合わせているわけでもないので、対面での状態把握もできません。その上、1人ひとりが出勤もシフト制の下で決められているので細かい管理は不可能です。そこで、まずは管理職の従業員の生活リズムがどのような状態であるのかを把握することを期待して利用を開始しました。デバイスを装着しているだけで疲労リスクの情報が取れる点が面白く、新しいもの好きのメンバーにも受け入れられやすくて取り組みやすいものでした。

宮崎さん:私自身も、健康に関わる業界で働いていることや、以前の職場での労働環境がとても過酷でしたので健康状態を把握するデバイスには興味がありました。そんな時に企業として希望者への導入をするとの話があり、飛びついて積極的に活用することにしました。

プライバシーに配慮したシステムで安心して導入へ。

— 睡眠管理といった業務時間外の従業員への介入には抵抗はありませんでしたか。

平山さん:取り組むにあたって、個人の情報は経営層が持たないという取り決めの下、組織全体の総合的な評価しか把握できないシステムとして導入しました。初めは任意導入としたのですが、管理職全体のうち8割程度の従業員が利用を開始しましたので個人差はありましたが比較的多くの人には受け入れてもらえていました。

— 組織の中にも抵抗なく受け入れてくれる人が多かったのですね。

宮崎さん:僕は店舗に行くことが多かったので、付けている人同士で会った時には睡眠の数値がどうだったとかゲーム感覚に近い感じで会話のネタになっていたりもしました。総合的にはポジティブな印象が大きかったです。

総務室課長の宮崎さん

— 利用を開始してから何か具体的な変化はありましたか。

宮崎さん:具体的に数値として出てくるので、自分がどれほど睡眠を取れているのかを把握できることはとても良かったです。昼間のパフォーマンスを上げるためにも夜の12時ぐらいになると早く寝ようかなと意識をするようになりました。

平山さん:特に睡眠時間が短かったり、乱れているような経営層の間でも夜間の業務メールを控えるようになったりといくつかの変化が見受けられました。

意識改善から習慣の変化を実感。これからの働き方改善に向けて。

— これからの疲労リスクサービスに期待することはありますか。

平山さん:睡眠に特化したクリニックなども出てきていますし、睡眠の質を向上させるたえに、一緒に組んだりするともっと面白くなるとも思います。

— 組織としての働き方の改善としてはいかがでしょうか。

平山さん:全社員への導入拡大といった取り組みも考えたいと思っています。働き方改革法案の施行もありますが、私たちはこれまで、有給の積極的な消化促進や男女間での待遇改善などに取り組んできました。

宮崎さん:組織全体が働きながら健康で、モチベーションを高く保てる会社はとてもいいと思います。ちょっと疲労が溜まっていたり、精神的にも疲れてしまっていたりしている人、睡眠がうまく取れていない人なんかもいると思うので、強制するわけではなく、管理に役立つツールを企業が導入することによって、個々人が見直しをできたらいいなと思います。

宮崎さん:組織全体が働きながら健康で、モチベーションを高く保てる会社はとてもいいと思います。ちょっと疲労が溜まっていたり、精神的にも疲れてしまっていたりしている人、睡眠がうまく取れていない人なんかもいると思うので、強制するわけではなく、管理に役立つツールを企業が導入することによって、個々人が見直しをできたらいいなと思います。
睡眠がとっても大事なことは身にしみて分かっていましたし、ほとんど寝ないで働いていたらうまくいっても楽しくないですよね。今回の取り組みをきっかけに睡眠も仕事のパフォーマンスも上げられることを改めて感じることができました。

創業期から20年もの長い期間、働き方と向き合ってきた田辺薬局株式会社の平山さんと宮崎さんからお話を伺うことができました。
貴重なお時間をありがとうございました!